支部における法教育実施に向けた活動報告

○実施校:大田区立赤松小学校

授業タイトル:みんなの身近にある法律と契約について考えよう!

日  時:令和4年2月10日(木)

対  象:5年生 45分授業を2クラスで行いました。

実施形態:zoomによるオンラインにて実施

講  師:菖蒲悠太、青葉隆(共に大田支部会員)

実施内容:

①導入

友人間の鉛筆や消しゴムの貸し借り(使用貸借契約)も契約の一つであることを説明し、身近にある法律、契約について考えることを伝えました。

②本題

・契約は申込みと承諾があることで成立することを、書店での絵本の購入場面の写真を示

して説明しました。

・次の3つのケースについて児童に考えてもらい、意見及びその理由を書いてもらった上で、講師が解説を行いました。

 ケース1:コンビニで児童が買った500円の弁当代は返品、返金してもらえるか?

 ケース2:保護者に無断で買った10万円のパソコン代は返金してもらえるか?

 ケース3:20歳以上であると嘘をついて購入したオンラインゲームの費用5万円の請求

は支払わなければならないか?

令和3年8月30日(月)に赤松小学校を訪問した時点では、コロナ禍と緊急事態宣言で開催が不透明な状況でしたが、赤松小学校の校長先生をはじめ、担任の先生からも「昨年度に続き今年度も何とか開催してほしい」という要望をいただきました。

 その後、感染者数の減少と緊急事態宣言の解除により、本格的な法教育授業の実施に向けて準備を進めていましたが、令和4年1月になると再び感染者数が急増し、法教育授業の実施に暗雲が立ち込める事態となりました。それでも、令和4年1月18日(火)に再度赤松小学校を訪問した際には、担任の先生から「よほどのことがない限り授業を実施してほしい」というお言葉をいただきました。

 ただ、その後も感染者数の増加に歯止めがかからなくなり、なおかつ赤松小学校が学校閉鎖になってしまったこともあり、例年のように大田支部の会員が赤松小学校を訪問して授業を実施するのではなく、別会場から赤松小学校とzoomによるオンラインでつなぎ、zoomによるライブ配信形式で法教育授業を実施することになりました(児童は各家庭に居たまま赤松小学校のパソコンに接続し、その赤松小学校のパソコンと大田支部がzoomで接続するという形式)。

赤松小学校では9年連続の法教育授業の実施となりましたが、オンラインでの開催は今年度が初めてです。しかも、コロナの感染再拡大と学校閉鎖という不測の事態に見舞われながらも、学校側からは昨年度に実施した内容と全く同じ内容の授業を、オンラインでも構わないので実施してほしいとの強い要望をいただきました。メインの講師とサブの講師はどちらも昨年度と同じ者が担当しましたが、さすがに初めてのオンラインでの授業実施だったこともあり、所々ぎこちない面もあったのは否めません。それでも、何とか無事に5年生2クラスで法教育授業を行うことができました。

今回の授業では、児童全員が各家庭に居たまま、学校から支給されているタブレットパソコンを使用して授業を受ける形となりました。そのため、例年のように講師から児童に対して活発な発言を直接求めることは困難な状況でした。それでも、担任の先生の協力のもと、オンライン越しに数名の児童から意見を述べてもらったり、zoomの画面共有の機能を利用してパワーポイントのスライドを映し、児童に対して視覚的に訴えかける形での説明も加えたりして、何とか工夫を凝らすようにしました。

後日赤松小学校の校長先生から講師宛てに直接お電話をいただき、「このような状況でも授業を実施していただき本当にありがとうございました。来年度もぜひとも開催してください。」という大変嬉しいお言葉をいただきました。

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