令和6年度 第2回大田支部研修会
令和6年10月11日(金)の13時30分頃より、羽田空港の第3ターミナルにある法務省入国管理局羽田空港支局にて、令和6年度第2回大田支部研修会が開催されました。普段滅多に赴くことのない場所での研修会ということもあり、平日午後の開催にも関わらず大田支部会員30名にご参加いただきました。
講師は、羽田空港支局の複数名の職員の方に務めていただきました。座学にて同支局の現況や鑑識業務などに関するご講義がありました。また、パスポートと在留カードのサンプルが配布され、これらの偽造防止のために精巧に施されている様々な「仕掛け」を、拡大鏡を使いながら確認することができました。その後、大田支部会員が二班に分かれ、職員の方のご案内のもと、それぞれの班で同空港内の同局所管の施設を見学しました。外国人の方が出国手続をする際の顔認証ゲートや、出入国審査場が混み合っていてもスムーズに出入(帰)国手続を行うことができる自動化ゲートなどを実際に見学することができました。こうしたゲートなどは、行政書士として在留資格関連手続の業務を行う際にぜひとも知っておき、なおかつ実際に見ておきたいものであるため、大変貴重な経験をすることができました。
本研修会では、普段だとなかなか目の前で見学することができない出入国管理の現場を生で見て体感することができました。普段から入管業務に携わっているか否かに関わらず、参加者にとっては大変貴重な見学の機会となり、今後の自身の業務にも色々と活かすことができる大変有意義な経験となりました。
普段は品川の東京出入国在留管理局などで取次申請などをすることがあっても、本研修会のように、羽田空港支局などでの出入国管理の現場を生で見る機会はあまり多くはないため、多くの参加者に満足していただけたのではないかと思います。
研修会終了後は、天空橋駅の近くにある「羽田イノベーションシティ」内のお店に移動し、懇親会を開催しました。懇親会には大田支部会員25名が参加し、入管業務だけではなく、様々な行政書士業務やその他仕事に関する様々な情報を交換することができました。懇親会は終始大いに盛り上がり、大変有意義なものとなりました。